男性ホルモンは髭や体毛などの毛の成長を促す効果がありますが、髪の毛だけは例外で、逆に毛の成長を停滞させてしまいます。 毛根の毛母細胞と呼ばれる部分でDHT(ジヒドロテストステロン)に変わり、毛母細胞を委縮させるのです。 この原因から、抜け毛や薄毛は女性よりも男性に多いと考えられています。 ただし、育毛剤や育毛サプリメントを活用すれば、この原因を解消することは可能です。
遺伝との関係薄毛や抜け毛の原因は実は遺伝的な要素が関係しているケースが多いようです。 とはいえ、男性ホルモンを受け取る受容体の遺伝子を調べれば、男性ホルモンの影響を受けやすいかどうかチェックすることができます。 これさえ分かれば、あとは個々の状況にあわせて治療方針を立てることが可能です。 遺伝的に薄毛になりやすいかも・・・と心配している人は遺伝子チェックがオススメです。 ※無料体験を活用しよう!でも紹介していますが、遺伝子チェックは銀座総合美容クリニックで受けることが可能。 このクリニックは無料でカウンセリングしてくれるので、話を聞いてみるだけでも参考になると思います。
ストレスが原因?ストレスが過剰にかかりすぎると、心や体に悪影響が及びますが、これは髪の毛も例外ではありません。 ストレスが自律神経やホルモンバランスを乱してしまい、血流が悪化すると、髪の毛を育てる栄養素が毛根に十分に運ばれません。 育毛サプリメントには、自律神経やホルモンバランスを整える働きもあるので、この原因が思い当たる人は活用しましょう。
加齢による髪の毛の衰え髪の毛の密度は年齢とともに変化していくと言われています。 髪の密度は20歳がピークで、それ以降は衰えていくのです。 (ちなみに、太さは35歳がピークです。) この後、徐々に髪の毛は衰えていき、30代後半に入ると、髪の毛のうねりも目立つようになります。 40歳前後からは髪の毛のハリやコシがなくなってしまって、白髪や薄毛などに悩まされる人が増えてきます。 こういった髪の毛のエイジングケアとしても育毛剤や育毛シャンプーは活用可能です。
髪の毛はキューティクル領域とコルテックス領域、メデュラ領域と呼ばれる三つの層から成り立っています。 キューティクルが一番外側、メデュラ層が一番内側にあたります。
--- キューティクル 髪の毛全体の10%から15%を占めます。 無色透明で毛髪のツヤや手触りなどを決定づける部分です。 水分や育毛剤の通り道にもなります。 --- コルテックス 髪の毛全体の80%から90%を占めます。 髪の毛の強さや色を決定づける部分です。 キューティクルと同じく水や育毛剤の通り道になります。 --- メデュラ 毛髪の中心部にある部分ですが、細い毛には存在しないこともあります。 また、普通の太さの毛でも、途中で途切れていることもあります。 弾力や透明感、ツヤなどを決定づける要素です。
髪の毛は平均すると、大体10万本前後生えていることが多いようです。 男女によっても差がありますが、数年で殆どの毛が生え変わります。 男性であれば、2年から5年程度。 女性なら、4年から6年くらいが平均的なヘアサイクルです。 健康な頭皮・頭髪でも自然に抜け毛は発生します。 誰でも、1日に50本から100本程度は自然に脱毛すると言われています。 これ以上の抜け毛が発生していたり、抜け毛が一か所に集中している場合は、早めに育毛ケアに取り組んだ方が良いかも知れません。